令和の神判の使い方について考えてみた【クリスタルガール編】
7月のリミットレギュレーションにて、【魔導書の神判】が制限カードへと戻ってまいりました。2013年9月に禁止カードになって以来、実に9年ぶりの復活です。(やったね)
かくいう僕も、かつては【神判魔導】を使っていたため、特に思い入れのある一枚です。以前の使われ方は、「昇霊術師-ジョウゲン」や「青き眼の乙女」など出して制圧なり打点生成など行っていましたが、カードプールの増加に伴い、神判のパワーも当時のものより高くなっております。
そこで、今注目されているカードが上の画像にもあるとおり「クリスタル・ガール」です。
【クリスタル・ガール】
エンドフェイズに特殊召喚してそのままレベル5以上の水属性モンスターをサーチすることができる点が面白そうという事ですね。
このシナジーの面白い点は【魔導】と【水属性】のデッキテーマが合わせやすくなった点にあります。
【魔導書の神判】で下記の画像に載っているカードは全てサーチ可能になります。
ガメシエルをサーチして次の手の突破力を上げても良いし、『ガーディアンスライム』をサーチして受け札にもなれる。【ベアルクティ】は相手のターンでも動くことができるため、隙の少ない動きができそうです。
他には【ヴァリアンツ】のテーマ内には水属性・魔法使いも多く「トランスターン」などと合わせてアクセスする手段が多いため【魔導ヴァリアンツ】というデッキタイプも組みやすそうです。
また、【魔導】デッキのエンジン役である、『魔導書士 バテル』が水属性・魔法使いで『クリスタル・ガール』と種族・属性を共有できているため、【水属性・魔法使い】というデッキタイプを組んでみても面白そうです。
水属性・魔法使いで面白そうなモンスターも結構いるので、それぞれ紹介します。
クリスタルガールからアクセスすることができて、デッキから好きなモンスターを墓地へ送ることができる。【魔導】にも『魔導書廊エトワール』という永続魔法が存在しており、エトワールと合わせて打点生成にも役立つ点が強そう。
特殊召喚の方法も簡単で、バテルNS→エトワールサーチ→アデュラリアSS→『海晶乙女-コーラルアネモネ』SSという形でリンクを伸ばしていくこともできる。
自己SS持ちであるため『ルドラの魔導書』のコストにもしやすく、使いやすい一枚だと思う。
『No.41 泥睡魔獣バグースカ』と一緒に守備表示で並べておくと、相手のリンクモンスターでも突破されにくくなる。『魔導書の神判』のSS先として入れてみても面白いかもしれない。
最強。『魔導書士 バテル』にトランスターンするだけで出てくるし、『ユニオンキャリアー』で装備して墓地へ送っても良い。現代のパワーカードと種族属性を共有できている時点で最強なのかもしれない。
他にも遊戯王の記事とか書いているので見てもらえたら嬉しいです。
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今まで通りゲームの話を中心に、たまに日常に起きたことなど書いていくと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
【マスターデュエル】令和のマロングッドスタッフデッキ【カジュアル】
グッドスタッフってどういうデッキ?
「Magic: the Gathering」に由来する用語で、シナジーやコンボを考慮せずに単体で汎用性の高いカードを集めて作られたデッキのことを指すことが多いです。
今回は単体で汎用性が高いコンボでデッキが構築されています。
コンセプトとしては単体で広くデッキのデッキのカードに触りにいくプランを多く採用しており、汎用の動きが強力な分そこまで事故の少ないデッキです。
(※暗黒の召喚神はミスです。本当は混沌の召喚神です。申し訳ない)
このデッキは【闇の増産工場】【七精の解門】の手札コストを【迷犬マロン】で賄って稼いだアドバンテージをスカルデットでさらにドローに変換しながら、さまざまなキーパーツを引き込みながら戦っていくデッキです。
シンプルな効果。墓地へ送られるとデッキに戻るという能力です。一見ディスアドするだけのカードに見えますが、このカードの強みは「常にデッキに居続けることができる」点にあります。
この強みを生かしてくれるカードが次に紹介する【メルフィー・キャシィ】です。
毎ターンエンドフェイズにポンと出てきて継続的に獣をサーチし続けることができる性能をしています。このカードはメインの展開を阻害することなく、ついでにリソースを稼いでくれるためデッキにマロンがいるだけで永続的に手札を増やすことができます。また、獣族ならなんでもサーチすることができるため、【ホップ・イヤー飛行隊】や【花騎士団の白馬】など、状況に合わせて他の獣族を触ることもできます。強い。
【メルフィー・キャシィ】さえ手札にくれば継続的に戦えるということですね。
しかし、ただ手札に【迷犬マロン】がいても、せいぜい【リンクリボー】になる程度しかできません。そこで、キャシィが稼いだマロンをアドバンテージに変換してくれるのが【闇の増産工場】と【七精の解門】になります。
【闇の増産工場】は場に残ってさえいれば継続的にアドバンテージを獲得し続け、【七精の解門】は、レベル1の【混沌の召喚神】やレベル2の【暗黒の招来神】のどちらかを出すことができます。これでリンクを伸ばして【鎖龍蛇-スカルデット】を出したり、シンクロのレベルを合わせたり他にも【森のメルフィーズ】の素材にしたり、【ライトロード・ドミニオン・キュリオス】を出したりなど柔軟な戦い方をすることができます。
【七精の解門】から【森のメルフィーズ】にアクセスできるように、おじゃまギミックや【プチリュウ】などレベル2帯を厚く採用してます。
【ライトロード・ドミニオン・キュリオス】や【サイバーダーク・カノン】【週末の騎士】など、状況に合わせて好きなカードを落とせるカードがやはり強力で、カジュアルで戦う分には見た目以上にパワーのあるデッキに仕上がりました。
カードプールの変化によっていろいろカスタマイズしやすいデッキなので何か参考にでもなったら幸いです。
過去記事のマスターデュエルの記事も載せておくので興味があったら見てもらえると嬉しいです。
【マスターデュエル】ランク戦用マドルチェ作ったよ
マドルチェってどんなデッキ?
今回マドルチェというデッキを紹介する前に、マドルチェってどんなデッキなのかについて簡単に解説したいと思います。
マドルチェの初動となるカード
【マドルチェ・マジョレーヌ】【マドルチェ・プディンセスール】【マドルチェ・エンジェリー】の三体から展開を広げていき、【マドルチェ・ティアラミス】の強力な除去能力を通していくことを目指していくデッキです。
クイーンマドルチェ・ティアラミス
墓地に【マドルチェ】カードさえ存在していれば、対象を取らないデッキバウンスという強力な除去を使うことができます。(同名ターン1制限もないため複数展開すればその数だけこの効果を使用できます。)
魔法・罠カードもどかすことができ、除去性能の高さは遊戯王の中でもトップクラスです。
ティアラミスでリソースの差を広げていって物量で押し切っていくのが【マドルチェ】というデッキの戦い方となります。
デッキレシピ
一枚から展開していくことができるカードが多いため、展開を確実に通すための【抹殺の使命者】は入れられるだけ入れたいです。他の手札誘発の枚数は環境に合わせて変わっていきます。
マジョレーヌ+誘発4枚とかの手札でも結構動けるのはマドルチェの強みですね。
朱光の枠は【Phyフレームギア・γ】などにしている構築も多いですが、好みで
朱光にしてます。あと【マドルチェ・マナー】(レシピの最後に載っている罠カード)はシャトー+マナーのバフを乗せたメッセンジェラートで、【相剣大師-赤霄】を打点で突破できたり、全体の打点が上昇することで少ない展開でもライフを削り切れるようになる〈お守り枠〉です。
必須UR 7~8枚
ティアラミス2〜3枚
グラスフレ3枚
ショコ・ア・ラ・モード2枚
必須SR 14~15枚
マジョレーヌ3枚
エンジェリー3枚
プディンセスール3枚
ホーットケーキ2~3枚
メッセンジェラート2枚
プディンセス1枚
汎用カード以外でこれだけ高レアリティのカードが必要なデッキですが、今後【スモール・ワールド】や【春化精】などの強化がくることが予想され長く戦っていけるテーマでもあるので、おすすめのテーマです。
【遊戯王OCG】「P.U.N.K.」デッキやっと組めた〜【遊戯王マスターデュエル】
マスターデュエルでは「フルール・ド・バロネス」や「セイヴァー」とかが実装されましたね。
今回紹介するのは昨年の夏に登場した「P.U.N.K.」と今年の1月に登場した「セリオンズ」の混成デッキです。まだ、【遊戯王マスターデュエル】には登場していない2テーマを主軸に組んでいますが、今後実装されることが予想されるので少しでも参考になればと思います。
下級以外のモンスターの種族がバラけている「P.U.N.K.」と、さまざまな種族のサポートができる「セリオンズ」は結構相性が良いです。
特に気に入っているのは「セリオンズ”ブルズ”アイン」の効果で装備した「No-P.U.N.K.ディア・ノート」が墓地に送られても、ディア・ノートの②の効果が起動できる点ですね。妨害と展開を1セットで行える組み合わせであると同時に、どちらも手札に持ってきやすい点が良いです。
「セリオンズ”ブルズ”アイン」+「No-P.U.N.K. セアミン」で「フルール・ド・バロネス」などにつながる点も強いです。
また効果使用後のバロネスをEXデッキに戻しながら”キング”レギュラスや”ブルズ”アインを出すことで継続して妨害を行うこともできます。(強い!!)
また、「緊急テレポート」や「No-P.U.N.K.ディア・ノート」、上級P.U.N.K.モンスターの効果でレベル3を並べることもできるため、「鍵魔人ハミハミハミング」から「天霆號アーゼウス」に繋ぐこともできます。
また、備考ですが「No-P.U.N.K. セアミン」「Jo-P.U.N.K.Mmeスパイダー」が地属性のチューナーモンスターであるため、+増殖するGで「ナチュル・ビースト」を出すこともできるんですよね…
「サイコエンドパニッシャー」などのフィニッシャーも貰いながら安定した初動とこれだけの妨害を構えられるので、結構強い構築になったんじゃないかなって思います。
【遊戯王マスターデュエル】僕がN/R レアリティ フェスティバルで使ってた「ネメシス天威ファーニマル時械神デッキ」を晒すよ
N/Rレアリティフェスティバルで僕が使ってたデッキ
《ファーニマルギミック》と「天威無崩の地」や「バオバブーン」で大量にドローして「天威の鬼神」で殴って勝つデッキだよ!
ネメシスカードは使用し終えた「ファーニマルウイング」や各種《天威竜》達を再利用して継戦能力を高くするために入れているよ!
ファーニマルギミックの解説
いつものファーニマルセット。「ファーニマル・ベア」でフィールドに持ってきた「トイポット」を「ファーニマル・ウイング」の効果でドローに変化することによって、1セットにつき3枚手札を増やす出張セットだよ!(ウイング効果で2ドロー+トイポットが墓地に送られた効果でファーニマルをサーチ)
トイポットのサーチのタイミングで「ファーニマル・ドッグ」や「ファーニマル・ドルフィン」を持ってくることで次のターンのドローもしやすくなるぞ!
今回のデッキでは、「バオバブーン」の効果でデッキトップをファーニマルに固定してから「トイポット」を使ったりできるよ。
1ターンで結構ぐるぐるしたり色んなルートがあるデッキで、N/R限定構築の中では結構面白いデッキになったんじゃないかなって思います。
僕が書いた他のブログも見てね!
後攻特化型のHEROを考えてみた件について
遊戯王は特に先攻が有利なゲームであり、先攻を取った場合勝つのは当たり前であるため、後攻の勝率を上げれば最強なんじゃね?というコンセプトのもと制作したデッキ。
デッキレシピから
手札誘発のカードは脅威の12枚。(デッキのおよそ30%)
後攻からの捲り札である「超融合」や、一枚から初動となれる「ヒーローアライブ」(4月からは3枚入れれるよ!やったね!)など強そうな要素を詰め込んだデッキです。
「無限抱擁」より「禁じられた一滴」を優先させていますが、この部分は好み。チェーンされない点に魅力を感じたため今回は「禁じられた一滴」を採用。
先攻を取った際は「M-HEROダークロウ」を立てて、それをなんとか守れば勝てるんじゃないかな?(多分?)
「マスクチェンジセカンド」の枠を拮抗勝負とかにしても面白いかもしれないですね。